
ゼレンシキー大統領夫妻、キーウの本の祭典を視察
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「今日、一緒に『本のアルセナル』を訪れた。もう13回目だ。そして、それはウクライナ人の強靭性と私たちの文化の力を多く物語っている。全面戦争があろうと、本の出版は発展しており、世界は私たちの国の声を聞き、私たちの人々は世界との繋がりを築いている。それにはとても鼓舞される」と発言した。
また同氏は、今年の「本のアルセナル」には、100社以上の出版社が数千冊の新しい本を展示していると伝えた。同氏はその際、「私たちは、ウクライナにてこのようなイベント、このような本があること、それを作っている人々がいることを嬉しく思う。ウクライナにおける書籍出版を発展させている人々皆に感謝している。作家、出版社、翻訳者は、ウクライナ人のために世界を開いており、私たちの本を通じて世界のためにウクライナを開いている。ウクライナの文化を支えてくれている人皆に感謝している。それは大切なことだ」と伝えた。

写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム
その他、ゼレンシキー大統領は、会場でのウクルインフォルムの記者からの過去1年に読んだお気に入り本についての質問に対して、フィンランドのバイオハッカーであるヤッコ・ハルメトヤ、オッリ・ソヴィヤルヴィ、テーム・アリナの3人が執筆した『バイオハッカー・ハンドブック(Biohacker's Handbook)』が素晴らしかったと答えた。
大統領夫妻は、「本のアルセナル」会場で、以下の書籍を購入した。
『暴君を殺せ──シーザーからカダフィまでの専制支配の歴史』 アルド・アンドレア・カッシ
『自由さ』 テチヤナ・ヴラソヴァ
『背後からの戦争』 アンドリー・リュブカ
『戦場』 クリストファー・フィリップス
『首都キーウ』 テチヤーナ・シュヴィチェンコ、ナジーヤ・ハルト、ジアーナ・アンドリエイェウシカ
『菊と刀』 ルース・ベネディクト
『トラスト』 エルナン・ディアズ
『ウクライナ語 バート・エムスからストラスブールへの旅』 オリシャ・デムシカ
『私に何が起きてるの? レジリエンスを育てて、質の高い人生を生きる』 マルク・リーヴィン & ソフィヤ・テルレズ
『船長の師』 ユーリー・ヤノウシキー
『エドワードへの手紙』 アン・ナポリターノ
『82年生まれ、キム・ジヨン』 チョ・ナムジュ